救急法講習会開催

11月17日は「つどいの森」で救急法講習会が開催されました。
まずは座学で出血量の評価を勉強。
体重の2/3の量が失われると危険!
←体重の1/13が全血液量!体重52Kgの人の全血液量が、2リットルペットボトル2本分。そして1/3の1.4リットル位の血液を失うと命が危険とのこと!
大出血であればあるほど迅速でかつ的確な止血法が必要だと感じますね。


次は要救助者発見から心肺蘇生法までの流れを座学で勉強した後、実践。

今回の参加者は31人!皆さん真剣にテキストを見ながら講師陣の話を聞いています。
写真にはありませんが実際にダミー人形(Anne)で胸骨圧迫、キューマスクを使い人工呼吸、AED使用・・等、心肺蘇生までを各自、確実に出来るまで何度も練習。
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休憩を挟んで午後は班ごとに分かれて様々な要救助者に対応。
各班要救助者の症状は様々。事前に症状は教えてもらっていないので意識のある人、ない人の場合、それぞれ対応は異なります。
こちらの班は・・・
複雑骨折ですね。(※トラウマメイキャップです!)

リング止血しています
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班の対応が終了した後は参加者皆で対応結果について確認。




良かった点、改善点を確認。









骨折部位の固定方法について班が対応した以外にサムスプリントを使った方法もあり講師陣が説明。

参加者全員で確認、様々な対応方法を学ぶことで実際の現場に立ち会った際応用が可能に。
今後、要救助者に対し不安なく対応出来るようにするためにも今回勉強したことを家で定期的に復習することが必要だと感じる講習会でした。