みちのくの春

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、急に暖かさが増してきた今日この頃です。お彼岸の3月23日に、里ではすっかり消えてしまった雪を追って、皆で貝吹岳へと行って来ました。
貝吹岳への道中、まだまだ雪があって、ラッセルとなりましたが、がやがやとおしゃべりしながら、順番に先頭を変わってどんどん進みました。山頂までは行きませんでしたが、仙岩峠から先にはまだまだ厳しい冬の顔がありました。

もうすぐ4月。
そろそろ桜が待ち遠しく、県南、県央の里山の早春の花が気になり始める頃です。もちろん、まだまだ残雪の春山、そしてスキーシーズンも残っています。一方、アイスクライミングシーズンが終わった岩屋は岩の感触が懐かしくなり、沢へと思いを馳せはじめる…。
なんだか、気も漫ろになる春です。