分岐にきたら、地図・コンパス

わくわくの冬本番直前、でも、もう少し晩秋を楽しみたいこの時期、東北百名山のひとつ、山田町船越半島の霞露ケ岳で晩秋ならではの一面の枯葉の山に総勢20名で出かけました。
岩を打つ浪音や潮騒を聞きながら、葉がすっかり落ちた木々の間から両側に見える海、ふかふかの枯葉の感触、不思議な匂い…楽しい秋山の納めとなりました。
下山路で遠回りの舗装道を避け、地図にある登山道を下る予定でしたが、地図にない林道とぶつかり道も明瞭ではなかったため、途中から舗装道にエスケープしました。このとき、「分岐にきたら、まず地図とコンパス」「大人数でもバラケないようまとまる」「リーダーたちが協議して今後の進路を決める」等々、短い時間でしたが、基本を思い出させていただきました。
基本がしっかり身についているか?ささいなことでも「たぶん」「だろう」で思い込みで行動していないか?もう一度、自分の山行スタイルを見直してみようと思った印象深い出来事でした。

一面、枯葉の中を進みます。

そそり立つ三陸の岸壁を見下ろして

地図とコンパスでルートを辿ってみましたが…