秋田県境14.3㎞(峰越峠〜甲山)をテント泊で縦走【9/25〜9/26】
志向別山行グループ「県境の風」の企画で、秋田県境の峰越峠(真昼岳登山口)から甲山(和賀山塊)まで一泊で縦走してきました。
登山道は刈払いをしたばかりでヤブ漕ぎはほとんど無かったものの、マイナーなコースでほとんど人に踏まれていない足元は非常に歩きにくいものでした。
標高が1000m前後ということもあって、アップダウンもあまりないだろうと高をくくっていたのですが、予想に反して踏み跡のない急傾斜をトラバースぎみに上り下りする箇所がいたる所にあり、重荷に加えて精神的にもかなりタフなコースでした。
それでもメンバー7人の足並みがそろい、余裕をもって目的どおりに歩き通すことができて満足の二日間でした。
≪山行の様子≫
峰越峠で登り口をバックに出発前の記念撮影。車のサポートをしてくれたMTさんが撮ってくれました。
登山開始から急勾配を登りきると、こんどは笹と芝草で滑りやすい急な下降が延々と続きます。
片斜面をトラバースぎみにのぼりきると鹿ノ子山分岐の標識が…。立派な標識だったようですが、年月が経って大きく傾いていました。鹿ノ子山まではヤブ漕ぎが300m程度もありそうなのでパスしました。
夕食の食材に紫のきのこを収穫。そのほか、縄文人も食べていたに違いない山の食材がたくさんありました。
二日目は三陸沖にあった台風が通り過ぎ、台風一過のいい天気になりました。写真は前日歩いてきた峰越峠からつながる県境稜線です。
今回の最終ゴールである甲山につながる県境稜線と和賀山塊。写真には写っていませんが、遠くに早池峰と薬師岳が三角形の姿を並べていました。