夢の世界が現実に、秘境・千沼が原!

「千沼ヶ原」は地元の人々にはその存在が古くから伝承されていましたが、公に紹介されたのは、昭和29年(1954年)裏岩手山岳会によってと記録されています。
 どこからアプローチしても2−3時間かかるため、岩手の秘境と言われているこの「千沼ヶ原」の夢のような景色を見るため、周到に登山日を選び、とうとう7月22日、当地で数十年間山登りをしてきたベテランも経験したことのない絶好の好天の日に、秋田駒ケ岳から千沼ヶ原を経由して乳頭山まで縦走しました(写真)。
 ハイライトの写真は、千沼ヶ原に向かって降りていく背景に、巨大な岩手山が雲海から顔をのぞかせているシーンです。